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古い暖簾に価値はあるのか?

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古い暖簾に価値はあるのか?

街角で古い暖簾(のれん)を見つける!

以前都内某地を歩いていた時に
発見したとんかつ屋の暖簾(のれん)

相当年季が入ってますね~~
暖簾は古い方が風格が出てきますね。

M&Aでの「暖簾」とは?

この

「暖簾」

と言う言葉

会社の売買(M&A)をする際に良く登場します。

暖簾代とは?図で示すとこんな感じ

総資産から負債を引いて残った理論上の価値に

+αの価値の事

会社の決算上の資産には乗っていない価値と言えます

例えば

  • 顧客リスト
  • 特殊技術
  • ノウハウや仕組み
  • 地域での知名度
  • 仕入ルート

と言ったようなモノです。

暖簾代が発生するのは会社を「第三者」へ
譲渡する時です。

第三者が欲しいと思えば、赤字の会社でも
価値は出てきます。

極端な例ですがコチラ(参考)

赤字会社を欲しがるヤツは注意せよ

冒頭の年季の入ったとんかつ屋さん暖簾代どうだろうか?

もし冒頭の年季の入ったとんかつ屋が
お店を譲渡しようとしたらどうだろうか?

  • 仕込みのノウハウ?
  • 肉の仕入れルート?
  • 常連客?
  • 揚げ方のコツ?
  • 永年継ぎ足しのソース?
  • お店の立地条件?
  • 雰囲気の有る内装?

丹念に探せばイロイロ見つかりそうですね。
古い会社ほどそういったモノが蓄積されている可能性大です。

自分の良さは自分では気づかない事がある。

自分は何でもないと思っていたのが
第三者から見たら凄く魅力ある!というのは良くある話です。

自分の良さは客観的な視点でみるのがとても良い!
価値や値段とは他人からの評価ありきですからね。

古い暖簾には必ず見えない価値が隠れていますよ!

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