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R5年度川崎市地域見守りネットワーク会議 「議事録ノート」

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R5年度川崎市地域見守りネットワーク会議 「議事録ノート」

R5年度川崎市安心(地域)見守りネットワーク会議に初参加してきました。

先般2月16日(金)川崎市役所本庁舎で開催された
「R5年度川崎市安心(地域)見守りネットワーク会議」に
初参加してまいりました。
昨年夏あたりからコチラの事業について問い合わせさせて頂いてから
今年初めようやく事業に正式に参画する事が叶いました。
年一度の会議では初参加ということでリアルでの参加です。
(オンラインで参加も可でした。)

会場の川崎市役所
本庁舎3F会議室
昨年市庁舎がマジきれい。

展示されていたのは岡本太郎の作品


川崎市地域見守りネットワーク事業とは?

民間事業者と川崎市が連携し、民間事業者の日常の業務の中で
住民の異変に気づいた場合に市へ連絡する活動の事です。
日常の事業活動を通じて地域住民と接することの多い
民間事業者と川崎市が連携し住民の異変が生じた状態や
何らかの支援を必要とする方々を早期に発見し必要な支援を
行うなど地域全体で見守る体制を確保し住民が住み慣れた地域で
安心して生活できるよう支援することが目的です。

個人的にも九州の実家の母が独居状態でいろいろと苦労もあったし、
さらにこれからは自分自身がこのような事業のご厄介になることも
十分あるわけでして・・(要するに将来支援される側の予備軍ですな💦)
そんな思いもあって地域のお役に立てる取り組みが出来たらいいな・・・
といった心持でコチラの事業に参画した次第です。
私に限らずこれからこのような高齢者独居の問題は社会全体として絶対に
避けて通れないますます深刻になってくる課題だと痛感しています。

R5年の活動状況について(議事録的記録)

せっかくこのような会議に参加したので
これからの課題を共有する意味で会議内容を
一部議事録的にまとめてみました。

R5年度(R5年1月~12月)の活動状況(事業の実績)

①民間事業者から市への連絡件数の総数

71件

(参考)
R4年 70件
R3年 42件
R2年 43件

②異変の連絡後の状況の確認結果

・入院中だった       19件(26.8%)
・在宅だった        15件(21.1%)
・在宅だった(外泊中など) 15件(21.1%)
・死亡していた       21件(29.6%)
・転出(転居)        1件(1.4%)

③世帯状況について

・平均年齢   76.5歳(54~93歳)
・単身世帯   67世帯(報告全体の94.4%)

④連絡事業者の内訳

・新聞販売店   39件(54.9%)
・配食・食材配達 26件(36.6%)
・水道・ガス検針  5件(7.0%)
・その他      1件(1.4%)

活動報告の数字から見て取れるのは

独居の高齢者は異変の通報があると
高確率でお亡くなりになっている
または発見後に入院介護が必要になっております。

また異変に気付き連絡をしてくれるのは
ご近所さんや親族よりも圧倒的に

新聞や食材など日々そのお宅の玄関先または
郵便ポストにリアルに足を運んでいる外部の人

であることが見て取れます。

*新聞配達会社では事前の連絡なく新聞受けに
3日以上新聞が溜まっている場合は報告して市と
連携する事を社内ルール化しているとのことです。

ただしこの数字は幸いも異変に気付いてくれて
わざわざ市の関係部署に連絡をしてくれた事例です。

現実的には独居高齢者が自宅で何らかの
事故や病気でお亡くなりになれるなどのケースは
もっと多いと思われます。

このような事態は高齢者ご本人のリスクはもちろんのこと

まずはそのご親族のリスクでありもっと広い意味では
独居高齢者お住まいが賃貸の場合はその家主さんの
リスクでもあると言えます。

超高齢化社会にどう対応するか?

いうまでもなくこれからは超高齢化社会が
さらに進展するのは間違いないことです。


日本全国どこでも独居の高齢者は必ず増加します。
(50歳台後半の私もその予備軍)

そのような社会問題についてどのように
対応すべきか?

思いつくところを箇条書きにしてみました。

1⃣まず本人が出来そうなこと

・健康維持と管理
 *運動やレクレーションは非常に効果的
まずは本人が健康維持できるのが一番
・友人関係や近隣コミュニティへの参加(町内会や趣味の会など)
・親族との同居や近隣での生活
 *自宅を売却して思い切った転居の検討
・警備会社との契約(経済的に許せば)
・ITの活用 (スマホやSNSを利用)

2⃣周囲の関係者が出来そうなこと

・まめな連絡や日常の近隣挨拶
・町内会の回覧板
・お祭りなどの地域イベント
・近所付き合い
 向こう三軒両隣の関係(程よいお節介)
・学校などでの啓発活動
・ボランティアの活用
・2世帯住まいや同居
・ITの活用

地味ではありますが昔風のアナログ的な
交流活動はとても重要だと感じます。

老いはだれにも等しく必ずやってきます
高齢化社会は他人事にあらずで自分自身にも
関わってくる難しい問題でもあります。

①自分の健康管理
②周囲とのコミュニケーション
③何かかあった際の備え

この辺りはよくよく考えておきたいものです。

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