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青信号は安全を保証しない。「借りられる」は「借りても安全」とは違う。

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青信号は安全を保証しない。「借りられる」は「借りても安全」とは違う。

青信号の本当の意味

愚問かもしれませんが
青信号の意味をご存知でしょうか?

進んで良い!

ですね。

但しこの「進んで良い」にはその前に
省略された文言があります。

それは自分で安全を確認できれば進んでよい!!

なんですね。

言い換えると安全を確認できなければ進んじゃダメよ!
自分の目で確認して渡るか渡らないの最終判断をしましょう!
という事です。

青信号で横断歩道を渡っていたら暴走した車にはねられる!!
といった悲しい交通事故のニュースは結構多いです。

つまり青信号と言うのは

歩行者の安全を保証してくれるものではない!という事です。

最終的には自分の目目で安全確認!!
これが一番大事なんですね。

青信号は歩行者の安全を保証しない

「青信号」と「銀行からの借りませんか?の提案」

上記の青信号の意味と銀行からお金を借りることができる状態は
実はよく似ております。
自ら融資の申し出をして融資承認が下りた。そしてお金を借りる。
これは目的をもって借りる意志があるので特に問題になりません。

このケースとは別に特別借りる気もないのに銀行から
借りませんか?と提案されるケースは少し注意必要です

銀行から借りませんか?コレはすなわち

  • 担保の枠がある。
  • 保証協会の保証枠がある。
  • 業績が安定している。

だから今は

「借りる事ができる」

状況なので借りときましょう!
と言う意味合いです。

では上記の横断歩道の青信号ではありませんが

借りる事が出来る状態=借りても大丈夫(安全)という事なのか?

とは言い切れません。

御社の為と言うより自分の為が殆ど

何故かといえば銀行の営業担当が

借りませんか?

と提案してくる時は自分の営業成績の為!
である事が殆どだからです。
私自身が銀行に在籍していたのでその心情は
手に取るようにわかります。

御社の将来の為に!というよりも自分の営業成績の為に!

が殆どと思って間違い無しです。

提案に乗っかってお付き合いをする事が
決して悪いとは言いません。
現実としてお付き合い上の部分もアリです。

銀行融資

借りたものは返さないといけない。後悔は先に立たず。

ただし

借りたお金は利息を付けて返す必要がある。

借りることができる=借りても安全を銀行が保証してくれる!
訳ではありません。

お金を借りる時一番大事なのは資金使途
目的もなくお金を借りるのは相応の余裕が必要だと思って下さい。

銀行の借りませんか?の提案に乗っかって後で苦労した。
そんな人は現実に多いです。

後悔は先に立たずです。上記の青信号と同じで
銀行借りた後の安全を絶対に保証してくれません。

お金を借りた後は100%自己責任

ひとたびお金を借りたなら

借りた後は自分の責任でそのお金を使う。

青信号は

自分で安全が確認できるなら進んで良いです。

同様に銀行融資も

自分で安全が確認できるなら借りても良いです。

という事です。

自己責任

借りたあとは100%自己責任
そういった意識がとても大事です。

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