コチラの写真
東名高速道路の某サービスエリアでの
フードコートエリアでの一コマ
なんともベタベタなキャッチコピーと
集客趣旨とはかなり違和感のある
イケメン外国人モデル
こんなベタベタなテイスト感は
個人的に好きなので写真に収めておりました。
話は飛躍してしまうけれど
どんな場面であっても
見た目つまりビジュアル
は大変重要なポイント。
【イケメンの方が断然良い!】
見た目は見苦しいより
イケている方が断然いいに
決まっています。
会社の決算書もしかりです。
見苦しいよりイケている方がいいのは
全く同じです。
【貸借対照表は会社の顔だ!】
決算書の開くとまず最初に目に
飛び込んでくるのが貸借対照表です
とある偉い税理士の先生の
お言葉を拝借すれば貸借対照表は
会社の鏡でその会社の
顔
のようなもの!!といいます。
確かにその言葉は的を得ております。
【銀行はまず会社の顔を見る】
では銀行はその会社の顔をどう見ているのか?
人の顔を見るように
貸借対照表を視覚的に見ると
このような感じになります。
色分けしているブロックは5つ
色分けの基準で重要なのが
1年という期間です。
まず左側の資産の部分
●流動資産
これは現金も含みますが
1年以内に現金になるものです。
例えばまだ現金回収していない
売掛金
これから1年以内に売り捌く
商品や在庫などです。
●固定資産
これの代表は
不動産・建物・設備・車などです。
一旦購入したら長期間保有するようなものです。
土地や車は簡単には売って
現金にはしないですね。
ただし
戸建の建売分譲業のような会社では
土地建物が商品ですから
土地建物であっても流動資産に分類されます。
次に左側の部分
●流動負債
これは1年以内に支払うべきものです。
商品仕入れの買掛金や
1年以内の短期の借入
近い将来支払うべき税金などです。
●長期負債
固定負債とも言います。
代表的なものは5年とか7年の長期借入です。
1年超の長期で支払うべきものです。
ただ長期借入のうちその会社の決算日から
1年以内に到来する返済部分は流動負債に計上している場合があります。
●資本金・利益
自己資金や儲けの部分なので
そもそも外部へ支払の必要はありません。
銀行は上記の例の会社の顔を見るときは
必ず以下2点を見ています。
1年以内に現金になる部分が
1年以内に支払うべき部分を上回っているか?
つまり
流動資産>流動負債
となっているか?さらに
長期負債と資本利益の合計が
固定資産で十分カバーできいるか?
(長期負債+資本利益)>固定資産
となっているか?という事です。
【銀行はこんな顔の会社が好き♥】
上記事例の図であれば
流動負債で流動資産が十分カバーできています。
さらに
資本金と利益で固定資産をカバーできています。
借入に頼らず資本金利益の自己資本で
固定資産購入したような形になってます。
さらにおまけで
長期負債と流動負債で流動資産
までカバーできています。
要するに上記事例の会社の資金繰りは
現状かなり安泰だという事が分かると思います。
こんなイケメンの会社は銀行は大好き ♥です。
スリスリ近寄ってきます。
【銀行はこんな会社の顔が嫌い😡】
図の食い込み部分が銀行は嫌いです。
1年以内の支払いである
流動負債部分で固定資産の一部を
賄っている形です。
自宅購入で1年返済なんてあり得ないのと同じで
これは相当資金繰りが忙しい💦状況であるのが想像できます。
こんな顔の会社は銀行は嫌い ヽ(`Д´)ノプンプンです。
世の中の中小零細企業の社長さんは
自分自身の顔の見た目には気を配る方は
結構いるのですが自社の顔の事は
完全人任せで無頓着のケースが多いものです。
銀行は面食いです。しかもかなり贅沢。
自分の顔を整えるのと同じ感覚で
自分の会社の顔を是非意識してくださいね。
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