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環境の激変はチャンスでもある。これからどうなる?資金調達

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環境の激変はチャンスでもある。これからどうなる?資金調達

タイトルに惹かれて購入した本

コチラは以前タイトルに惹かれて
つい購入した本です。

☟☟

【訳あって絶滅しました。】 ダイヤモンド社

子供向けではありますが
これは面白い!!

種の絶滅の要因とは?

この本によれば種が滅びる要因の
圧倒的第一位は天敵とかライバルではなく

環境の変化

だそうな。

環境の変化に順応できない種は淘汰される。
逆に環境の変化に順応できた種は生き残る事が出来ます。

自然環境というのはどの種に対しても等しく影響を及ぼすわけですが
逆言えば手加減忖度がない分とても凄くシビアという事ですね。

生き残りと言う意味では・・

これは生き残るという意味では企業も全く同じかもしれません。

我々がもう既に直面しているコロナ感染・気候変動・少子高齢化等々
これらは待ったなしで迫る環境の変化と言えます。

銀行業界には大きな変化が来ている

やや前の話ですが銀行業界で大きな
指針転換があったのをご存じでしょうか?


2019年4月1日より金融庁の銀行を指導監督する方針のバイブルともいえる

金融検査マニュアルが廃止されたました。

この廃止に伴い

今までの「形式・過去・部分」から

「実質・未来・全体」へと


重点 を置いた新しい指導監督方針が打ち出されております。

少し具体的に言えば「形式・過去・部分」とは

●形式:将来の事業展望よりも担保・保証の有無。
  

●過去:企業の将来性よりも過去の財務諸表の数字重視。
   

●部分:個別企業の貸出資産の資産査定に議論が集中。
   

これが「実質・未来・全体」へと指針転換されるわけですが、

●実質:

担保や保証だけに依存しない融資スタンス
場合によっては代表者の連帯保証が不要になる事もあり得る。
(所有と経営の分離が徹底されている事が前提と思われる)

●未来:
上記と同様に過去の業績評価だけに偏らず将来性を評価した融資もあり得る。
しかしながらその逆もアリ。

●全体:
銀行の全体貸出資産の健全性(経営状況)を監督検査されるので
金太郎飴のような横並びの個別査定はしない。

上記だけ見ると相当な激変ダウンアップを強いられている印象があります.

銀行が生き残るポイントは?

今や5年後には地銀に至っては7割が赤字になるという試算もあります。
このような厳しい爆弾経営環境で銀行か生き残れるか否かの
ポイントはマル保依存・不動産担保依存から脱却してリスクテイク出来るか否か?
ではないかと思うのです。

私見ではありますがこれからの銀行は企業経営者と一蓮托生で
リスクテイク出来ない銀行は絶滅の運命で生き残れない時代にもう来ている。
そう強く感じます。

ただ上記に紹介した本にはこのようにも書いてあります。

絶滅した種があるとそのあとに爆発的に繁栄する種がある!
例えば恐竜が絶滅したあと哺乳類が繁栄を遂げているように。

銀行の危機でどうなる?中小零細の資金調達

環境の激変に晒されている銀行の危機!!
ではこれから銀行の資金調達はどうなるのか?
特に中小零細の資金調達は???

思うにこの激変はこれは実は中小企業にとってある意味
絶好のチャンスじゃなかろうか!

資産が無くても
保証が無くても
過去の業績が悪くても

熱意・アイデアが評価され将来性が認められると
資金調達の可能性があるわけなので。

決して甘くはないが逆風も自分の向きを180度変えたら追風になる。
下を向くのではなく決して諦めないマインドを持ち続けたいものです。

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