銀行のオーラ全開にのトークとお見受けした。
本日はTVで先般話題になった
広島県安芸高田市の市長さんネタにて
コチラの市長さんは39歳で元三菱UFJ銀行の
銀行員であります。
なにやら彼は議会で居眠りして質問しない
議員に向けて
「恥を知れ!」と言われれも致し方なし!
と発言したそうな。
彼のそのトークを一部見たが
昔の銀行での上司からの叱責を
思い出した。
あ~~~
この方はやっぱり銀行の方やね・・と思った次第。
ついでに彼は議員定数を半数にする
条例改正案を提出!!
これは議会で即日否決されてしまった。
こんなやり方もあ~~銀行員ポイね・・・と
正論だともうが現実はどうか?
確かに彼の言い分大いに理解できる。
正論であります。
でも現実的に考えてどうだろうか?
議員全員とガチで正面衝突して物事が進むか?
というのはチョイ疑問正論が
通じない時どうしたらいいのか?
もし私がこの市長の立場だったらどうするだろうか?
をチョイ思案した。
私ならいきなりダメ出しではなく
どうして居眠りが起きるのか?を考える。
さらにいきなり議員人員削減の法案は出さない
まず居眠りはダメでなく
➡なぜ居眠りが発生するのか?を追求してみる
更に議員削減によるコスト減ではなく
➡税収増にはどうしたら良いか?
そのためのアイデアや法案なりを提示する。
それがダメだったら・・・ようやく次のステップに入る。
まずはそんなプロセスを踏みます。
基本コストカットは基本銀行的発想なんです。
即効性があるので。
良いか悪いかは別として・・
徐々に売り上げアップとか利益率アップで
改善するとかいう発想は少ないです。
上司が優秀だけでは物事は上手くいかない
私が思うにこの市長
ニュースの話題にはなるがスグに成果は出せないでしょう。
間違いなく。
市長さんは銀行の支店長とか部長とかと違います。
正しく指示したら部下が右向け右とはなりませんからね。
基本優秀な方かと思いますが成果が出るか否かは未知数ですな。
自分だけが優秀でも大きな成果は出ない
銀行だけじゃなくて一流の大企業に勤めた方が
大いに勘違いしてしまうのは上司が正しい指示を
したら部下が忠実に遂行してくれる。
と勘違いしてしまう事なんですね・・
部下が忠実に上司の指示を遂行するとは部下が優秀でないと
出来ない事なのです。
更に中小企業は人事で部下を変える事が出来ない。
大企業なら人事で部下を変える事が出来るが
中小零細ではそれができない。
故に能力が足りない部下であっても現実的には
我慢して使って何とかするしかないわけです。
人心収攬
ココで学び
世の中では正しい事をいっても正論言っても
その通りにならない事の方が遥かに多い!
これは肚におさめておくべし。
正論だけで人心収攬できず。