事業計画よりも実は重要!?
コチラは政策金融公庫の申し込み書の一部分
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今公庫利用しようとしている
人過去公庫を利用した人
そんな方は多分見た記憶があると思います。
申込書には上記のように代表者の家族構成を
記入する欄があります。
ココの部分というのは実は融資の審査の時に
重要なポイントになるんですね。
例えば申込人が男性社長
配偶者の奥さんは旦那さんの仕事とは
関係ないところで働いている。
看護士さんとか会社員とか
パートや派遣さん言った具合
逆に申込人が女性社長で配偶者の旦那さんが
会社員とかも場合もしかり
こういったケースの時に審査をする側ってどうみているか?
と言えばもしその会社の業績が厳しくなったとき
配偶者の奥(ご主人)さんが支えてくれるんだろうか?
または支えらるだろうか?という事。
故に家族構成というのは重要な審査の項目とされています。
その他補足すると扶養する子供の年齢など応じて生活できる
収入が確保できるのか?と言う点も重要です。
夫婦円満・家族円満が融資審査には断然有利!
家族構成は資金使途・返済収支・担保には直接関係ないですが
夫婦の間で協力関係が築けているのは融資審査には凄く有利に
働く事は多いです。
では公庫の担当や銀行の担当が家族構成を見て
夫婦関係は円満ですか
なんてドストレートな質問はしてきません。![]()
ではどう聞くか?
今の会社の状況や今回の借り入れの事について
奥さん(旦那さん)は知ってますか?
ってなります。
あとは奥さん(旦那さん)のお仕事は?とか
場合によってはどれ位収入取っているのか?
とかもヒアリングします。
規模が小さい会社の融資審査ではこの辺は
重要なポイントなんですね。
創業時の事業計画で役員報酬ゼロとしてはいけない理由
例えば創業融資の際の事業計画で事業が
軌道に乗るまで役員報酬をゼロにする事業計画を作って
見せたららどうなるか?

この場合
報酬ゼロでどうやって生活するのですか?
と質問されるケースがあります。
会社の経費で食っていきます。
と言った類の返答すると「OUT」になるケース大です。
審査の視点は
最低限の収入も取れない事業計画は計画として無理がある。
更に創業前から公私混同を公然と表明するのも如何なものか?
と見ます。
理屈的には最初の半年は商売が軌道に乗らない可能性もあるので
最低の生活部分は貯金や配偶者の協力でなんとかする!
が審査側を納得させる上でが望ましい形です。
融資審査に限った事でもなく会社経営をするうえで
配偶者や家族のいる社長さんにとっては家族の協力は不可欠です。
私自身の経験からですが会社経営では
必ず家族に迷惑やら負担を掛けますから。
しっかり儲けて家族みんなで旅行に行こう![]()
そんな気概が必要ですね。
負担迷惑はかけっぱなしにしないで
どこかでお返しせんといかんですよね。