先日某串カツ屋に久しぶりに行ってみた。
串カツ屋と言えば必ず思いつく厳格なルール
ソース二度漬け禁止!!
ソースはお客さんみんなで共用となっているので
一度口にした串カツを共用のソースにつけるのは
不衛生!!という事で禁止なんですね!
確かに理屈はその通りだと思うのですが
串カツは何と言ってもソースが決め手ですね。
美味しいソースなら二度つけしたい!!
そんな誘惑にかられた事
ありませんか?そんな時どうしますか?
他人が見ていない隙に二度つけ禁止の掟破りをしますか?
それともルールなのでジッと我慢しますか?
串カツ喰いながらフトそんなこと考えていたもので
チョット店員さんに冗談半分で聞いてみた。
このソース物凄く美味しいので
口に付けてない串カツ二度時漬けしたいんだけど・・
店員さんはサラっとコレ使うといいですよ!と指差し!!
指さしたのは串カツのお供について来る
ざく切りキャベツ
キャベツ使ってソースをすくって付けたらいいですよ!!
☟
と説明してくれた!!ルールなんでチョット無理です・・
と返事来るかと思ったけど・・・なるほどね!!
いままで全く気付かなかったけど
串カツ屋のお供のキャベツに千切りはないですね。
単なる作業の手間の問題かと思いきやそうじゃないのね。
そんな活用方法があったのか!!
とかなり感心してしまいました。
流石!!関西発の串カツ!!
やる事が合理的なうえなんでもかんでも
禁止じゃなくて禁止することで出てくる
不満の解決方法
をしっかり準備しています。
こんな発想会社の中の規則作りにも
言える事だと思うんですね。
××なので●●禁止!!では
どうしても●●しなきゃいけない
人はどうするの?
ルールなので仕方ありません。
なので従ってください。で終わらせて果たしていいのか?
ルールを細かく決める。これが悪いとはいいません。
ただルールを厳格に決めることで本当に必要とされる
ニーズを見逃してしまう事もあり得ます。
単純に串カツ屋のソース二度漬け禁止!!
と決めてしまう様にただ厳禁だけに!にしてしまうと
どうしても二度漬けしたい!!と思う人のニーズを見逃してしまいます。
ルールなので仕方ないで終わらせるか?
二度漬けしたい人の為に合理的に対応するか?
ここの違いは対人間関係や組織運営では
物凄く大事ですね!
組織のルール作りのヒント!!
串カツのソースを二度つけしたい人にどう対応するのか?
がかなり参考になりますよ!
ルールの厳格な運用で得られる事と歪を生じる事
コレはバランス良よく考える必要あります。
コチラのブログも併せてどうぞ!
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